お気軽釣り日記   2006年12月30日 
      滋賀県故郷の琵琶湖で釣り納め
実家から自転車で約5分。ここは琵琶湖に注ぐ総門川。
川幅わずか5mもあるかどうかというこの川は、バサーに
とって聖地とも言われる琵琶湖において、特に冬場の
好ポイントとしてバス関係の雑誌にも幅広く紹介された
場所らしいです。理由は上流に製紙工場が有って、
そこからの温水が流れ出しているからなんですね。
ですから鯉も入り込んでいます。

残念ながらこの日は風が強く、かなり荒れていましたので
竿は出しませんでした。
年末は間際まで子供の行事が有ったため、私一人で帰省しました。12月30日午前中にお墓掃除に行き、午後の
空き時間に小一時間ほど竿を出しました。
今日の日記は釣りというより、故郷紹介のようになってしまいますが、まぁ、私はこんなところで生れ育ったのだと
いう事でお読みいただければと思います。
湖岸にそびえる、大津プリンスホテル。

幼少時はこのあたりは総て湖でした。湖岸整備のため埋め立てが
進み、結果として子供もお年寄りも湖岸を安全に散策する事が
出来るようになりましたが、岸辺の葦は影も形も無くなってしまい
ました。

こういう「安全な」護岸が4.8kmに亘って続いています。
写真に写っている人々はすべてバス釣り。
寒さもバサーには関係ないようです。
暮れも押し迫っているのに、沢山の
バスボートが浮かんでいました。

向うに見えるは比叡山。
最澄が開いた天台宗延暦寺や、
織田信長の比叡山焼き討ちなど、
日本史でも学んだ舞台です。
比叡山の北方にある比良山系の
山々は雪化粧をしていました。
この日は小雨と晴れ間の繰り返し。

近江大橋の対岸(草津市側)に綺麗な
虹がかかっていました。
冷たい風も吹いているので、この
近江大橋の袂にある、膳所港という
小さな船溜まりで竿を出す事にしました。
そこはやや内湾になっていて、風を
しのぐ事が出来るんです。
膳所港です。

向うに見えるのは膳所城址公園。小学生時代の主な
遊び場だったところです。
実家から自転車で5分とかからない場所です。
日本三大湖城に数えられた膳所城、徳川家康の命により
藤堂高虎が縄張りをしたという。。。このあたりは日本史ファン
にとってはたまらない場所です。


こんな船溜まりで竿を出しました。
橋脚周りを狙う事にしました。

竿:ダイワ雪渓 2.8−3.2m

餌はミミズを買っても使いきれるわけでは無し、
湖岸の釣具屋でサシムシを買いました。

ハリは丸セイゴの12号というでっかいハリ。
チビバス。15cmほど。

こんなのが8匹釣れました。
残念ながらでっかいバスは釣れません
でした。
琵琶湖名物、でっかいブルーギル。
20cmほどあります。

地元では「琵琶湖の小鯛」と皮肉って
呼んでいます。

これは10匹くらい釣ったかな?

まぁ小一時間でしたが、そこそこ楽しめました。

魚種は期待する方が無理なのですよ。
それが琵琶湖の実情ですから。
最後に、実家から15分ほどの
「瀬田の唐橋」に寄って帰りました。

歴史小説では数え切れないほど出てくる
名勝「瀬田の唐橋」。






来年もお気楽に釣りをしたいもです。
HPトップへ

釣りの部屋へ
管理人の釣り日記2006へ
inserted by FC2 system