ヘラブナ釣りをしたくなり、地元の新川に自転車で出来ました。8時半に家を出て、新川大橋着は丁度9時。　　
一昨年41cmを釣りあげた大和田排水機場上流左岸の吐き出し近くに座を構える事にしました。
昨晩はよほど冷えたのでしょうか、川辺の浅瀬には氷が張っていました。

竿はダイワ玄峰　硬式15尺。
最初は上鉤トントンでやっていたのですが、野釣りの
底釣りって本当に難しい、結局はドボンに変えました。

天気良く、無風のべた凪。水面は鏡のようです。
下の写真は実は水面に映った対岸の風景なのですが、
写真を逆さまにしています。左の写真を見て頂ければ
良く分かると思います。

餌はバラケとグルテンのセットです。バラケはダンゴの底釣り夏100＋ペレ道100＋バラケマッハ100＋水100。
グルテンは寄せグルを使いました。

ひたすら餌打ちを1時間、アタリもサワリも無いので、
撤収、帰宅しました。
自転車釣行の私はヘラ師から見れば極端に荷物が少ないと
思いますが、それでも私にとってはとても荷物が多く、
撤収してから場所移動なんて考えられません（それだけ
面倒くさい・・^_^;）。
それに、一時間ひたすら餌打ちしてもアタリやサワリが
無いという事は、私は「居ない」と判断します。
ヘラブナは「寄せて釣る釣り」と言いますが、それは管理釣り場
での話だと思います。こんな広く規模の大きな河川で
「寄せる」というのは釣り座の近くにヘラブナが居ない限り、
そう簡単な事ではないと思います。
なので、1時間で踏ん切りをつけるのです。

前回のハゼ釣りと言い、2回連続消化不良に終わりましたが
なぜか満足なのは、今日は短時間とはいえ、自分の意のままに
過ごせる時間を持てた事によるのでしょう。

快晴の空に映える桜の枝にはまだまだ硬い芽が付いていましたが
蕾もそろそろ付きつつあります。

僕にとってヘラブナ釣りは冬の間の貴重な釣りでもあります。
印旛新川は釣れれば大型なれど如何せん魚影極めて薄く、
ボウズとの戦いですが、また来ようと思います。　