お気軽釣り日記  2010年5月2日
            故郷の滋賀県で雑魚釣り

今年のゴールデンウィークは私一人での帰省です。4月30日(金)に退社後新幹線に飛び乗り故郷へ、5月4日(火)朝の
新幹線で戻りますので、実質は中3日間しかありませんが、一日は釣りをやりたいと思い、最小限の釣具を荷物にしのばせ
ました。例年この時期の帰省時は琵琶湖で小鮎釣りをやるのですが、今年は趣向を変え、昔懐かしい用水路での
小物釣りをしてみる事にしました。さは然りながら、私の実家のある大津市南部の川は殆どすべて暗渠となり、宅地開発に
よって田圃も無くなってしまいましたので、橋を渡って対岸へ行く事にしました。

結局、ガンゾ2匹が遊んでくれただけでしたが、ボテ用の竿なのでこんなのでも竿が弓のように撓り、楽しかったです。
この水路がどんなに面白い水路かは私のHPにリンクしてある「淡水小物釣り」の管理人さんの「マル秘ポイント釣行記」の
J川での釣りをご覧になって下さい。時期は7月以降、恐らく揚水機場が稼働して十分な水が琵琶湖から入ってくる時期が
良いのでしょうね。今回は残念でしたが、理由が分かったので納得です。 

今日の水路は便宜上「J川」としておきます。まずは河口付近、向こうに見える横水路で竿を出してみましたが、何の反応も無し・・・。
水深60cmほどでいい感じなのだが・・・

時間はまだ昼前ですが、上記「淡水小物釣り」の管理人ushisanさんが、恐らく小アユ釣りをされているだろうと思い、
メールすると、相模川(大津市の相模川です)に居るとのことで、納竿して、対岸へ戻り、ushisanさんと久しぶりに
再会しました(写真左端)。
私は昼食を摂りながら、小一時間程度懐かしく歓談し
次回小アユの季節にご一緒する事を約束してお別れしました。
この時点でクーラーには約180尾の釣果でしたが、最終的にどうだったのか?ushisanさんの釣り日記をご覧
下さい、私の事も書いて頂いています。  

橋の上から撮影。わが故郷もこうやってみるとなかなかの風景です。左の写真は琵琶湖西岸(実家側)にそびえる
大津プリンスホテル、背後の山は織田信長の焼き打ちに遭った霊峰比叡山、世界遺産です。 
右の写真はもう対岸にさしかかったあたり、早朝からバスボートが沢山出ていました。   

4時半に起床して、5時半出発、自宅から
自転車で約5分で辿り着く大橋を渡り、対岸へ行きます。

上流へ向かいました。田圃の真ん中、雰囲気は良いでしょう?畔に自転車を停めて。 水深60〜1m強あります。
ここは季節になれば、モロコ、ボテ、ガンゾ、ヒワラ、ネンコにアオコなど、いろんな雑魚釣りが楽しめる場所なので期待して
いたのですが、到着後ひと眼見て「こりゃぁ今日は残念だが駄目だな」と思いました。
関東でマブナや雑魚釣りをしている方ならば、上下の写真4枚をご覧になれば、条件の悪さは分かると思います。
まず、水の色が悪い。緑色、すなわち淀んでいた証拠です。その緑色の水が白く濁っているのです。周囲の田圃を見ると、
まだな〜んにもやっていません。この一帯は田起こし、荒かき、代かき、そしてすでに田植えしているところなどの状況が
混在していまして、この地域全体では荒かき〜代かきへの段階で、これは私が良く行く成田方面よりも1ヶ月近く時期が遅い
状況です。下流にある揚水機場も稼働しておらず、水量は十分なのですが、如何せんこれは溜り水です。それが
濁っているのだから、居付きの魚が口を使ってくれるかどうかの勝負になりますが、厳しい冬の滋賀県ですから、居付きの
魚自体がどれだけいるか・・・。地元の釣り人が10名くらい、皆さんヘラブナ狙いなのですが、さっぱりだとの事でした。

私の釣りは次回リベンジです。夏休み帰れたならば是非もう一度同じ水路に行こうと思います。

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マブナをはじめとする、江戸前の淡水小物釣りの代表的仕掛けであるシモリ仕掛け。こんな仕掛けを用いる人はここ近江では
まず居ないでしょう。【故郷近江で江戸前風情を味わう】・・・実はこれが今回の個人的なテーマなのです。
竿  :KT関東 小粋2.4m
仕掛け(道糸:ナイロン0.6号  浮子:シモリウキ00号4個+バット浮子  錘:仁丹5号+αで遅シモリ調整
     鈎:2本鈎(秋田狐2〜3号 袖2〜4号) ハリス:0.3〜0.4号 食わせ:アカムシ) を2組
今回持参したのは8尺竿一本と、この仕掛け2組、21cm径バケツだけ。アカムシは前日現地で調達。
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