お気軽釣り日記  2010年8月28日
            東京都JOCX前でハゼ釣り   

いやはや、この程度の釣りならば1時間半かけてわざわざ
来なくとも、自転車20分の地元花見川ならばもっと釣れると
思うものの、やはりここのハゼは美しいですよ。
1時間半かけて来る価値のあるハゼだと思います。
が、どうもサイズが小さい。今年は春先の低温でハゼの育ちが
遅れていると言いますが、ここも同様のようです。 
一ヶ月後にまた来たいと思いました。

到着後仕掛けを作っているところでYoshiさんが御到着、9時過ぎには江戸川乱釣さん御到着。
私の仕掛けは5・6・7尺ズーム竿を5尺標準で脈仕掛け。ミチイト1.5号、鉤は袖5号、錘1号弱、餌はアオイソメです。  

今日は江戸前の釣りなのですが、江戸前の釣りではないのです。実は「江戸前」という言葉は由来も定義も曖昧な言葉でして、
「前」を場所・方向とすると、「江戸の前」という意味になり、江戸前の海などと言われるが、ならば、どこからどこまでが江戸前
かも諸説ありはっきりしないそうです。概ね深川あたりから大森あたりを結んだ東京湾奥のしかも最奥部を指したらしい。その後
隅田川の向う地、下総国だった利根川あたりまでが武蔵国になったから、江戸前の解釈が広がり、浦安や行徳、船橋辺りも
江戸前と呼ぶようになったそうな。そもそもきちんとした定義など無かったのですね。一方、「江戸前の釣り」と言った時、「江戸前の海での
釣り」という意味とともに、例えばタナゴ釣りとか、鮒釣りとか、カワハギにキス釣りとかを連想し、ハゼ釣りだって練り船で和竿使用などと
いう光景をイメージする人も多いのではないか?江戸前スタイルの釣り、などと言いますしね。この場合の江戸前とは場所ではなく、
「江戸流」「江戸風」「江戸独特の」と言った類の意味であり、ならば如何して「前」なのか?実は同じような用法があります。一人前・
半人前・男前などの前と同じ用法で、物事がある一定のレベルに到達する事を意味すると言う事です。この「江戸前」という言葉が使われ
出したのは、鰻のかば焼きが最初らしいのです。江戸庶民は鰻のかば焼きが大好物で、鰻屋の番付が作られるほど大流行したらしいが、
17世紀半ば、深川の小名木川で採れる鰻のみを江戸前と称し珍重し、他の産地のものは「江戸後ろ」と称して区別していたようです。
この場合の「前」は「後ろ」との対比で場所・方向を指すとも言えるし、一方で、江戸を他所と差別化する為の用法ともとれるし、面白いもの
です。今日は大潮で満潮が6時半頃、その後は下げに転じます。起床5時、6時の電車に乗ってJOCX前着は7時半でした。
場所は正に江戸前、でも練り船で釣るわけでもない。だから、今日は江戸前の釣りなのだけれども、江戸前の釣りではないという事
なのです。

釣れない事はない、というよりもむしろ調子が出て来て、一投一釣
状態になったのだが、あまりの暑さに辟易として、予定より大幅に
早い10時半に納竿、帰路につきました。
新橋へ出て、銀座線〜東西線、乱釣さんと西船橋で昼食を摂って、
帰りました。

ここは有名な穴釣りポイントで、私も3年ぶりのポイントですが、どうも3年前よりも穴が少ないような気がしたのは
気のせいでしょうか?しかも、ここぞという穴に仕掛けを入れますが、掛かるのはカニ、カニ、カニ・・・  ダボ、ダボ、ダボ・・・
カニもダボも保険ですが、それにしてマハゼのアタリが無い。
今日は穴釣りの楽しさよ再び!という事で来たのですが、穴を諦め、竿を7尺に伸ばして平場を攻めると、あっという間にツ抜け^_^;。

7時半着。こんな朝早く一体どこから湧いて来たのか?と思う程の人が行列を作っていました。イベントが8月31日までなので、そのせい
らしい。

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