お気軽釣り日記 2011年6月12日
東京都荒川、千葉県江戸川・印旛放水路下流で
テナガエビ釣り
昨日は土砂降りで釣りは断念しましたが、今日は梅雨の中休みで、潮回りも昨日の長潮よりは良い若潮です。
今日は荒川の初めての場所の偵察と決めていたので、そちらへ向かいます。最寄りの駅6時40分の電車に乗り、その駅に着いたのは
7時20分頃。各駅停車なので途中で特急に追い抜かされたりのんびりしたものです。
駅から歩くとほどなく、長閑な下町と現代文明が交錯する不思議な空間が展開されます。
どこへ行こうかと考えながらJR市川駅へ。数年前に竿を出した平井でやってみようと電車に乗るも、ポイントの混雑ぶりが
車窓から見えたので、平井で下車して、すぐに来た下りに乗り換え、幕張下車。
結局地元へ。時間は丁度12時。ポイントには一人居られましたが、その後は私だけに。
現地でakiさんとrhbさんと対面。AKIRAさんも上流に居られる様子。
ポイントは思ったよりも遥かに水が引いており、釣り人は消波
ブロック最前線で竿を出しています。護岸テラスから竿が出せるの
は11時ごろからかな?と思っていたが、どうもこの調子では何時間
かかるか分からないし、時間はまだ9時過ぎだから近場で過ごし
ようも無い、と言う事で、暫しお話をしたあと、お別れして別の場所へ
行く事に。
更に下流に歩を進めると、ぼちぼち釣りが出来そうな場所が
あり、メールで連絡し私も少々竿を出すものの、日曜の
せいかとにかく水上スキーに、ボートの類がやたら多く、
その場所は消波ブロックの密度が然程濃くないものだから、
引き波がざぶんざぶんと兎に角落ち着かないので撤収する
事に。
水門開閉もさることながら、江戸川下流は水位チェックも必要
ですね。
京成国府台下車後、6月4日に行った下流ポイントまで歩きます。
さて、今日試してみたバナメイエビ。
今までと違い、カットした後、片栗粉をまぶし、一日
馴染ませてから、粉を篩で落としたもの。
言うまでも無く、片栗粉が薄く残っている事で、餌付けの際に
手や指に絡み付く事は全くなく、既に適度に水分を吸収している
せいか、身がべとつく事も無く、非常に使い易かった。
片栗粉ゆえに、着水と共にふわっと溶けてしまうのも良い
ようです。
エビ餌は皆さん仕込みに工夫されており、確かに多少手間は
かかるものですが、こんな使い方もありかな?と思います。
最初の30分程は全く釣れず、だから日曜なのに釣り人が居ないのかなと思ったが、根掛かり覚悟でゴロタの隙や穴を
攻めるととたんに入れ食い。
竿:8尺 1本 道糸:ナイロン1号 シモリウキ3個 ハリス0.3号 鈎:流線 錘:ガン玉2B 餌:バナメイ
13時納竿。残念ながら、型が見られず。10尾のうち半分が抱卵メスという状況でした。先行者も「サイズが出ない」と言って
いたのですが、今年はどうしたものでしょう。帰りがけに幕張在住のAKIRAさんがお越しになり、駅までご一緒しました。
竿を出してみたら数投目に中型の綺麗な個体が釣れました。
河川敷では菖蒲が栽培されており、目の保養にしばし
見学。
今日は江戸川で数名お会い出来るかも知れず、少々
早いが駅に戻り江戸川へ向います。
しかし、若潮で干潮08:30頃。その後の上げも然程ではなく
前回6月4日の潮位表と比較すると今日は釣りにならないの
ではないかと懸念。
最新技術の髄を集めた建築物を対面に仰ぎ、こちらでは竿5本の十字天秤仕掛けでの並べ釣り。江戸前のテナガエビ釣り
とはこういうミャクでの聞き釣りなのでしょう。