鮒が来ないので一旦納竿、30分歩いて駅に戻ります。
久しぶりに歩いたので、脚が疲れてしまいましたが、
電車が来るまでたっぷり時間が有るし、それにまだ昼前
なので、思い切って更に30分歩いてもう一か所行こうと
勝手知ったる場所へ向かいます。
ところが、水が少ない・・・底丸見え (@_@;)
水深を探り、出来るだけ深い所に仕掛けを入れるも
鮒のアタリは無し。ボウズを覚悟・・・・ORZ
もうだめだから帰ろう、思ったら急に水位が上昇し始め
ました。
2か月ぶり、今年2回目の釣りです。 ハゼ・テナガエビ・鮒の3種をメインに取り扱っているこのホームページとしては
今の時期はオフシーズンでして、しかも今冬は例年に増して寒さ厳しく、強風の日も多々あり、それに私が大好きなマラソン・駅伝
のテレビ観戦もこの季節に集中しているものだから、なかなか釣りに出かける事が出来なかったのですが、今日は久しぶりに
出掛けることにしました。昨日からぐんと気温が上がり、今日も東京は最高気温20度の予報、鮒の活性は上がるかも知れないが、
シーズンは田圃に通水される4月中旬以降だと思っているので、居付きの鮒狙いになるでしょう。その意味では、いくら暖かくても
あまり期待していません。竿を出せれば幸せです。
6時起床、7時20分に出立。
農家の庭や里山の梅が綺麗に
咲いています。
春本番、と言っても良いくらいの
陽気です。
それにしても、天気は最高なのだけど、
花粉症持ちにとっては、かなり辛い。
その頃、HPの御常連、POMPEYさんがお越しになりました。
大戸に行かれたが、水少なく、条件はまだ良くなかった
そうです。
好きだから待ち切れずに竿を出すも、やはり鮒釣りの
本番は灌漑用に通水される4月中旬以降なのだと思います
ねぃ、まぁ仕方ないか・・・・
偵察目的とは言え、正直申せば鮒が釣れないことにはやはりテンションは下がります。せめて路傍の草花に季節を感じつつ、
今日と言う日を楽しもうと思います。
初めて来た場所は、駅から丁度30分でした。とても良い
雰囲気です。
その駅に着いたのは8時20分頃。
今日行く場所は、全く初めてでして、シーズンに向けて時間測定
も兼ねての偵察です。
車釣行の方には理解できないかも知れませんが、電車釣行に
とって、初めての場所は駅からの所要時間や、ポイント間の所要
時間の測定は必須です。なにしろ一時間に一本しかないローカル線
ですので、一分の遅れが一時間の遅れに繋がるのです。
ところが!
水位の上昇とともに、一体今まで
どこに居たの?と、訊きたいくらい
鮒が顔を出してくれます。
中小型ですが、小気味よい
引きを久々に堪能しました。
本流から展開する水路はU字溝ですが、かなり以前に設営
されたもののようです。水深を測るとこの時期には予想外の
1m以上あります。ひょいと飛び越えられるような水路も1m程度
の水深があり、越冬鮒が釣れぬか期待するも、アタリは小魚
特有のひったくるパターン。タモロコの仕業です。
本流、側水路、枝水路と魅力的な水路が走っています。
シーズンに入れば是非もう一度訪れたいと思います。