天気予報では今日は朝から晴れマークなのですが、完全なる
曇天、おまけに少々肌寒く、JR成田駅では雨に。
思わずコンビニで折畳傘を買うも、程なく雨はやみ、さりとて陽が
出て暖かくなったのは昼前ごろになってからでしたねぃ。
今の時期に、ここぞと言えるポイントも知らないので、今日は全く
当ても無く、いつものように7時29分発上野行きと銚子行きを
眺めながら、取りあえず写真右側の銚子行きを選択。
そして、車中でのメール交換で、釣友から先日良い思いをしたと
言う情報を得、それが正に電車に乗ってから「行こう」と決めた
場所と同じだったのでこれで行き先決定。
行き先が定まらない時、取りあえず初乗り切符を買って乗車するの
ですが、この時点で下車駅は或る程度限定される事になります。
無人駅は精算できないので、選択肢は有人駅になるのです。
こぶけの本水路で鮒釣りをされている方が居られました
ので刹那ながらお話をさせて頂きました。
やはり今日は厳しいとのことです。折畳自転車をお使いに
なっていて、やがて颯爽と移動されてゆきました。う〜ん、
機動力が有って便利ですねぃ。
↓ この方の背後の田んぼにも鮒が入り込んで
います。
その駅に到着したのは8時前。駅前では燕が賑やかに飛び回っていました。
私の日記では成田方面とか水郷方面とかややこしい表現にしていますが、JR成田線(銚子方面)では、成田市内までを
成田方面、それより東を水郷方面としています。
駅に戻ろうかとも思いましたが、小一時間かけて無駄に
戻るよりも、隣りの駅まで歩いた方が有意義だと思い、
歩くことにしました。よく「BABAさんは健脚だ」と言って
頂くのですが、単独釣行では自家用車を使わない主義
だから歩くしか仕方ありません。 実は見事な偏平足なの
で歩くのはとてもしんどいのですよ。
←まるで田んぼが、鮒の養殖場のような状態になっています。
水路から田んぼに入り込んでハタイているのです。
霞ヶ浦方面では蓮田に魚が乗っ込むと聞いたことがありますが、
私はこのような光景を見たことが無かったのでとても新鮮
でした。
両駅間は過去も歩いたことが有るのですが、今日はルートを変えてみたら何とも言えぬ素掘りの水路に遭遇。道の両側に水路が展開
しているのです。 ここでもバシャバシャ状態。殆ど鮒です。30分程竿を出したが、やはり忙しいようで相手にしてくれません。
右) 震災の影響でずっと工事が入っていた水路も
ようやく落ち着き、ヘラブナ釣りの方が居られる
ものの、竿は絞らず。
私もキヂで暫く竿を出すが、全くアタリなし。
ハタキの音もなく、生命感に欠けます。
この水路は過去楽しませてくれただけに、復活を
期待したいものです。
左) 数日前に釣友が尺上5枚上げたという水路はハタキの
真っ最中。200mほどの範囲を探りましたが、全くキヂには
興味なし。尺クラス鮒がうごめいています。足元にもうようよ
居るのですが、餌には見向きもしません。
活動が治まる夕刻が良いのだろうか、釣友も15時以降に
釣れたと言っていたし。しかし今日はハタキのピークとも
言えそうな雰囲気なので、期待薄と思いました。。
時間は昼前。あと10分ほどで駅に着こうかという時に、
無情なる列車の姿・・・・次は一時間後です。
駅前は見事なほどに何もなく、ちょっと離れたところに
スーパーがあるので弁当を買って駅で食べ、帰路に
着きました。
今日は「釣り」という意味では残念でしたが、貴重な生態を
観察できてこれはこれで良かったと思います。
当ても無く適当に掬ったら鮒が一尾。 もう一度、中層をすぅ〜と掬うと一度に3尾もお入りになりました。
営みの邪魔をするのも無粋なので、これでやめることに。 でも続けていたら一体何尾獲れたことか 。
今日はどうやら釣りの方はお預けのようです。
ハタキの時は見向きもしてくれないので仕方が
ありません。タイミングが悪いと言えばそれまでだが、
これだけ沢山の鮒を見るだけでも嬉しい事です。
← こぶけの小水路。
幅はせいぜい50cmです。タモの直径が30cmなので
水路の狭さがわかると思います。見過してしまいそうな
小水路ですが、水面がもぞもぞ動いていて生命感に
あふれています。
どうせ、餌には興味を示さないのだろうから、試しに
タモで掬ってみることに。
いとも簡単に手づかみ出来ます。 (*^_^*)
駅からほど近い桜並木の水路。
桜は丁度見ごろで、水路では鯉が派手に
ハタいています。