週末下り坂と言う天気も心配だったが、それ以上に心配だった早起き。
とにかく朝が弱いという、釣りを趣味とするには致命的なのですが、目覚ましのアラームで起床・・・案の定出来ず　ＯＲＺ
4時半起き予定が一時間遅れで起き、最寄りの駅6時30分の電車に乗り、乗換えを経て、目的地上総湊駅には8時30分着と
丁度2時間の旅。自宅から駅までと、上総湊駅から釣り場までの時間を足すと、約2時間半。日々1時間半少々かけて（しかも
満員電車に揺られ）通勤している私にとっては何のことは無い時間とは言え、やはり往復5時間となると少々大変です、しかもここ
数年は釣況が芳しくなかったこともあり、昨年はとうとう行かず仕舞い。しかし、2006年に初めて来たときの感動、それは単にハゼが
良型揃いであっただけでなく、晩秋の山並みに紅葉、澄み渡る冬の空気に凛と浮かぶ東京湾観音、手が届かんばかりの対岸
三浦半島や横須賀の街並み、そして何と言っても霊峰富士。それらをして、上総湊を「聖地」と位置付けて今日に到っています。
内房は釣り場が駅から近いのも非常にありがたい。姉ヶ崎（椎津川）、長浦（蔵波川）、木更津（内港）、大貫（大貫港）、そして上総湊。
私がお世話になったこれら釣り場は何れも駅から徒歩10～20分。電車ですから大手を振って酒も飲めます＼(^o^)／

湊川本流は頻繁にあたりがありますが、如何せんサイズが
小さい。それでも12ｃｍ平均ですかね、文句は言えません。

開始から一時間経った10時になり、いきなり雨が・・・・
寒くもなり、納竿。
20ほどでしたが、久しぶりの上総湊、短時間だが楽しめました。

上総湊の初物は11ｃｍ程度の型でしたが・・・。
次投でいきなりサクラエビをまるごと飲み込んだハゼ君！
メジャーを持ってこなかったので何とも言えませんが、先だって
江戸川放水路マルヤ遊船桟橋で釣った18.5ｃｍよりも明らかに
長く太い。　という事で20ｃｍと言いたいが、証拠が示せないので
約20ｃｍということで。でもこれこそ上総湊サイズですね！　　　　　　　　　　　　　　　

先ずは本流側の舟溜まりから竿を出します。
ダイワ流覇Ⅲ　4.7～5.3～5.7m
道糸：ナイロン1.2号、ハリス：ホンテロン0.6号、
鉤：がまかつ早掛け6号、餌：釜揚げサクラエビ・蒸しほたて
錘：ガン玉４B、浮子：シモリウキ５個
錘は遅シモリよりやや早い程度で調整。サクラエビは一匹
そのまま背掛けです。

私の大好きな上総湊駅前の「たかなし食堂」。
11時開店なので、かなり待たねばならぬが、持ってきた
単行本のおかげで駅で時間をつぶし、昼食にアジフライ
定食を頂きました。大女将手製の塩からとビールで
11時51分の電車までの時間を楽しみます。

今日は大潮、君津満潮6時頃、干潮11時半頃。午前は下げ潮での釣りです。
上総湊の釣り場は大きく分けて2つに分かれます。一つは舟溜り、もう一つは湊川本流。通い出した頃はもっぱら舟溜りで竿を出し
ましたが、年々悪くなり、その後は本流での釣りが多くなりました。今日は久しぶりなのでどちらでも竿を出そうと思います。

数年来、釣況が芳しくなく、昨年はとうとう来なかった上総湊。
雨のためにほんの小一時間と言う短時間でしたが、聖地復活
を実感しました。
11時51分の電車で帰路につきました。
本来なら15時前の電車で帰るつもりでしたが、お天道様には
逆らえません。
でも、年内にもう一度来てみたいです。

私が釣っていた場所は立ち2本半ですが、同じ側は殆ど
2本ほどです。過去の経験からここが周りよりも深い
ことが分かっていたのでそこを攻めました。攻めは
当たり、上記の良型が釣れました。
他は全体的に立ち2本あるかないかで、探っても当たりは
ありませんでした。

後ろを向くと、湊川本流です。幅2ｍほどの広いテラスが
ありますが、まだ水位が高くテラスに降りることが出来ません。
でも大丈夫です。4.5ｍの竿が有れば堤防上からテラス向こう
を狙えます。私は5.0～5.3ｍ竿なので余裕です。
ただ、下げ潮でテラスが丸見えの時は、テラスに降りての
釣りが必要ですので、長靴持参が賢明です。