秋雨前線と台風17号、18号による大雨は茨城・栃木に特別警報を発令させ、予想もしなかった鬼怒川の決壊をはじめ、
関東東北地方に甚大な被害を齎しました。亡くなられた方や被災者の方には本当にお気の毒なことだと思います。
江戸川放水路も行徳の可動堰が9月10日（木）の朝から13日（日）の夕方まで、3日間と言う長期に亘って開放され
ました。その後、各船宿さんの情報を見るに、徐々に釣れ始めたとはいえ、まだまだ回復しているとは思えず、数も
さることながら、何れの情報でも型が小さくなったとの記載があり、これが気になります。一番子などは下流に流されて
しまったのか、或いはまだ水の中の環境が落ち着いておらず食い渋っているのか。
その後天気が良くなったのも束の間、またもや17日（木）〜18日（金）は冷たい雨、しかもかなりまとまった雨量で
気温も20℃程度と10月中旬並みの陽気で肌寒いほどでした。しかも台風20号が接近中です。先日の台風17号と同じく、
関東から東北の沖に沿うようなコースが予想されています。気温低下、冷たい雨、台風接近と、今度は青潮の発生が
かなり心配です。そんな状況の中、今日からシルバーウィークと呼ばれる連休に突入。幸いにも天気は好転し秋晴れと
なりましたが昨日一昨日の低温とまとまった雨で、釣りの条件は寧ろ悪化してしまっているかも知れません。
兎に角どんな状況なのか自ら実地で確かめるべく、江戸川放水路マルヤ遊船にお邪魔することにしました。
今日は小潮で満潮が8時半頃、干潮が14時頃です。朝早くから行く必要もなかろうとのんびり出かけてマルヤ遊船着は
10時半頃。到着後、最初の印象はまだまだ可動堰開放の影響が残っているなということです。表現は難しいがどうも
水が濁り、臭いがするという感じです。